みなさん、仕事は楽しいですか?
私は現在、障がい者グループホームで働いています。
好きな仕事なので、そこまで苦ではないのです。
だけど仕事って、良いことばかりではないですね。
好きな仕事をしていると言っても、嫌になる時もあります。
それはグループホームの利用者さんたちも同じで
作業所への行き渋りはよくあることです。
だけど、そんな行き渋りを乗り越えて
作業所に向かう利用者さんの姿を見ることは
とてもやりがいを感じられる瞬間だったりするのです
今日は、グループホームから利用者さんを送り出すことについて
書いてきたいとおもいます。
私が以前、勤めていたグループホームで、忘れられない利用さんの話があります。
利用者のAさん(若めの男性)
電子機器の部品を作っている就労継続支援B型に、平日は毎日通って部品を組み立てていました。
Aさんは自閉症スペクトラムの傾向が強く、他者との交流はあまり好みませんでした。
コミュニケーションを取ることが難しく、支援の方法に悩んでしまうことも多かったです。
そんなAさんの作業所を見学させていただきました。
グループホームの中では時折、問題行動を起こしてしまうAさん。
だけど、作業所で黙々と部品を組み立てる姿はまさに
「職人」でした!
コミュニケーションを取るのは難しいAさんだけど
その分、黙々と作業するのは、得意なのでした。
私は、集中力がなく、作業を継続して行うのは苦手です。
だけど、Aさんは、自分の特性を活かして、立派に作業をしていました。
利用者のAさん(若めの男性)
電子機器の部品を作っている就労継続支援B型に、平日は毎日通って部品を組み立てていました。
Aさんは自閉症スペクトラムの傾向が強く、他者との交流は好みませんでした。
コミュニケーションを取ることが難しく、支援の方法に悩んでしまうことも多かったです。
そんなAさんの作業所を見学させていただきました。
グループホームの中では時折、問題行動を起こしてしまうAさん。
だけど、作業所で黙々と部品を組み立てる姿はまさに
「職人」でした!
コミュニケーションを取るのは難しいAさんだけど
その分、黙々と作業するのは、得意なのでした。
私は、集中力がなく、作業を継続して行うのは苦手です。
だけど、Aさんは、自分の特性を活かして、立派に作業をしていました。
障がいがあっても、その人の特性を活かして、社会の誰かの役に立っている。
そのことを実感させてくれる、とても素敵な思い出です。
Aさんが成人を迎えた時、Aさんのお父様のスピーチを聴く機会がありました。
「これまでたくさん苦労があったけど、ここまで育ってくれたこと嬉しい」
と涙ぐんでおられました。
幼い頃は、他の子に暴力的になることもあり、トラブル起こすことがよくあったそうです。
ご両親は、本当に大変な思いをされたことだろうと思います
だけど、トラブルの絶えなかったAさんも、今では作業を通して社会の役に立っています。
頼もしいですね。
もちろん、社会の役に立つことだけが、その人の価値ではないけれど
やはり、自分のグループホームの利用者さんが、社会に貢献している姿を見るのは嬉しいです。
その他にも、クリーニングを行う作業所で仕事をこなす利用者さんもいらっしゃいました。
街中でスーツを着た方を見かけると
「そのYシャツはうちの利用者さんがクリーニングしたものかもしれないな」
そんな想像をして、嬉しくなったりするのです。
支援者の生み出す価値は提供した支援以上のもの
私は神経質なところもあるので、夜勤中は仮眠が取れず
かなり眠い状態で朝の支援に入ることも多いです。
ウトウトしてしまって、朝食の準備で火傷してしまいそうになったこともしばしば、、
眠くって、だけど準備でバタバタと忙しい朝の支援
早く帰って眠りたいなぁと思いつつ
「行ってきます!」
その声と同時に、ドアの向こうから差し込む光の中に向かっていく利用者さんを見ると
言葉にはできない、幸福に包まれるのです。
支援者は、グループホームの中での利用者さんへの支援が仕事ですが
その支援した利用者さんたちは
作業所などで世の中に対してたくさんの価値を創造しているのです
支援者の生み出す価値は、利用者さんを通して
提供した支援以上のものになっていくのだと思います。
そうやって、グループホームの仕事を通して
社会が良い方向に向かっていけばいいなって思ってます( ´ ▽ ` )
なぜ働くのか、なぜ支援するのか
利用者さんが日中に通っている作業所のことを想像すると
支援者のしている仕事の意味を実感することができると思います。
今日も素敵な支援をしていきましょう^ ^
そもそも作業所とは
グループホームが、生活の場を提供する福祉施設だとすると
作業所は
日中の活動の場を提供する福祉施設です。
一概に作業所と言っても
障がいの軽重や、本人の能力に合わせて利用する作業所が変わってきます。
以下、簡単にまとめました
・自立訓練施設
生活能力や身体機能の維持・向上を目指す場所です。
原則として、障がい者に対する賃金は発生しません。
・就労継続支援B型
一般企業への就職に結びつかなかった利用者さんの通う場所。
賃金は発生しますが、雇用契約は結びません。
なので、たくさんのお金をもらえる訳ではありません。
しかし、生産活動にかかる知識および能力の向上や維持が目的なので
将来的に就労Bを卒業して、他の場所で働く方もいます。
・就労継続支援A型
企業等に就職するのが難しい障がい者に、雇用契約を結んで継続的に就労の支援をする場所です。
雇用契約を結ぶので、最低時給が発生します。
平日、毎日通うことが出来れば、それなりのお金を貰えることができます。
この他にも、一般企業で障がい者雇用で働く利用者さんもいらっしゃいます。
作業所ではどんなことしているの?
通う作業所によって、行っていることは異なります。
私が携わった利用者さんは
就労継続支援B型で、クリーニングの仕事をしている方
就労継続支援A型で、ボールペンの部品を作っている方
障がい者雇用で、病院の清掃業をしている方もいらっしゃいました。
障がいがあっても、誰かの役に立っている
私が以前、勤めていたグループホームで、忘れられない利用さんの話があります。
利用者のAさん(若めの男性)
電子機器の部品を作っている就労継続支援B型に、平日は毎日通って部品を組み立てていました。
Aさんは自閉症スペクトラムの傾向が強く、他者との交流はあまり好みませんでした。
コミュニケーションを取ることが難しく、支援の方法に悩んでしまうことも多かったです。
そんなAさんの作業所を見学させていただきました。
グループホームの中では時折、問題行動を起こしてしまうAさん。
だけど、作業所で黙々と部品を組み立てる姿はまさに
「職人」でした!
コミュニケーションを取るのは難しいAさんだけど
その分、黙々と作業するのは、得意なのでした。
私は、集中力がなく、作業を継続して行うのは苦手です。
だけど、Aさんは、自分の特性を活かして、立派に作業をしていました。
利用者のAさん(若めの男性)
電子機器の部品を作っている就労継続支援B型に、平日は毎日通って部品を組み立てていました。
Aさんは自閉症スペクトラムの傾向が強く、他者との交流は好みませんでした。
コミュニケーションを取ることが難しく、支援の方法に悩んでしまうことも多かったです。
そんなAさんの作業所を見学させていただきました。
グループホームの中では時折、問題行動を起こしてしまうAさん。
だけど、作業所で黙々と部品を組み立てる姿はまさに
「職人」でした!
コミュニケーションを取るのは難しいAさんだけど
その分、黙々と作業するのは、得意なのでした。
私は、集中力がなく、作業を継続して行うのは苦手です。
だけど、Aさんは、自分の特性を活かして、立派に作業をしていました。
障がいがあっても、その人の特性を活かして、社会の誰かの役に立っている。
そのことを実感させてくれる、とても素敵な思い出です。
Aさんが成人を迎えた時、Aさんのお父様のスピーチを聴く機会がありました。
「これまでたくさん苦労があったけど、ここまで育ってくれたこと嬉しい」
と涙ぐんでおられました。
幼い頃は、他の子に暴力的になることもあり、トラブル起こすことがよくあったそうです。
ご両親は、本当に大変な思いをされたことだろうと思います
だけど、トラブルの絶えなかったAさんも、今では作業を通して社会の役に立っています。
頼もしいですね。
もちろん、社会の役に立つことだけが、その人の価値ではないけれど
やはり、自分のグループホームの利用者さんが、社会に貢献している姿を見るのは嬉しいです。
その他にも、クリーニングを行う作業所で仕事をこなす利用者さんもいらっしゃいました。
街中でスーツを着た方を見かけると
「そのYシャツはうちの利用者さんがクリーニングしたものかもしれないな」
そんな想像をして、嬉しくなったりするのです。
支援者の生み出す価値は提供した支援以上のもの
私は神経質なところもあるので、夜勤中は仮眠が取れず
かなり眠い状態で朝の支援に入ることも多いです。
ウトウトしてしまって、朝食の準備で火傷してしまいそうになったこともしばしば、、
眠くって、だけど準備でバタバタと忙しい朝の支援
早く帰って眠りたいなぁと思いつつ
「行ってきます!」
その声と同時に、ドアの向こうから差し込む光の中に向かっていく利用者さんを見ると
言葉にはできない、幸福に包まれるのです。
支援者は、グループホームの中での利用者さんへの支援が仕事ですが
その支援した利用者さんたちは
作業所などで世の中に対してたくさんの価値を創造しているのです
支援者の生み出す価値は、利用者さんを通して
提供した支援以上のものになっていくのだと思います。
そうやって、グループホームの仕事を通して
社会が良い方向に向かっていけばいいなって思ってます( ´ ▽ ` )
なぜ働くのか、なぜ支援するのか
利用者さんが日中に通っている作業所のことを想像すると
支援者のしている仕事の意味を実感することができると思います。
今日も素敵な支援をしていきましょう^ ^